【コラム】防災士の資格を取得しました

このたび「防災士」資格を取得しました。

６月２５日付で、NPO法人日本防災士機構への正式登録が完了しました。

テキストに対応した課題提出、２日間の講座研修、試験、消防署での普通救急救命講習受講などを経ての取得でした。

 １９９５年の阪神淡路大震災では、行政機関も大きく被災し、行政による救助や生活支援が制限されました。一方で、ほとんどの住民が家族や近隣住民同士の助け合いで救助され、さらにその後のボランティア支援も活発に行われました。この経験を生かすため、自助・共助の担い手を養成することが各業界から求められ、長い議論の末、ついに２００３年、「防災士」が誕生することになりました。

 

NPO法人日本防災士機構のウェブサイトには、次のような記載があります。防災士の役割が明確かつ簡潔に示されています。

「防災士とは“自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得し たことを、日本防災士機構が認証した人です。 1.自助ー自分の命は自分で守る。 2.共助ー地域・職場で助け合い、被害拡大を防ぐ。 3.協働ー市民、企業、自治体、防災機関等が協力して活動する。」

 

「災害復興法学」を応用した、企業等向けの防災研修を展開する中で、防災や危機管理に関する横断的な知識の習得は不可欠でした。「防災士」取得をきっかけに交流と研鑚を深めていきたいと思います。