【講演/パネル】(東京弁護士会)「災害と個人情報、プライバシー保護」
2020年7月20日 東京弁護士会主催オンライン研究会「災害と個人情報、プライバシー保護」
岡本正が報告(講演)とパネルディスカッションにオンライン登壇しました。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックという災害に直面し、公共政策に疫学や人流等の統計情報が活用され、また医療情報利活用の必要性が広く認知されるようになっています。わが国でも感染者との接触確認アプリが公開され、行政のデジタル化推進の必要性も指摘されています。
また、公的給付や感染者情報集計の場面では、行政のデジタル化が遅れていると指摘され、マイナンバーと銀行口座情報の紐付け法案も検討されました。
他方、差別も発生しており、個人の人権を侵害しないよう慎重な配慮が求められます。 このような現在の社会状況を踏まえ、災害時の個人データ・医療情報の公益目的活用とプライバシー権保護の調整、監視社会を招かないための留意点等について、各分野に精通した複数の弁護士に講演いただき、災害時における情報の利活用について検討を深めたいと思います。
(1) 日 時 2020年7月20日(月)午前10時~午前11時30分
(2) 開催方法 YouTubeライブ配信(限定公開、定員なし、事前申込不要、受講料無料)
(3) 講 師(パネリスト)
森田 明 弁護士(神奈川県弁護士会、日弁連情報問題対策委員会副委員長)
岡本 正 弁護士(第一東京弁護士会、日弁連災害復興支援委員会幹事)
水町雅子 弁護士(第二東京弁護士会、日弁連情報問題対策委員会委員)
井桁大介 弁護士(第二東京弁護士会、日弁連情報問題対策委員会委員)
進行役 東京弁護士会災害対策等委員会副委員長 紙子陽子
(4) 参加対象 弁護士
(5) 共 催 東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会、関東弁護士会連合会