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【特別講義】(東京大学)「原子力災害論/原子力損害賠償と原発ADR~原子力発電所事故等のリーガル・ニーズを踏まえて」

2020年1月7日  東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター(CIDIR)『原子力災害論』

講師:岡本正

「原子力損害賠償と原発ADR~原子力発電所事故等のリーガル・ニーズを踏まえて」

東京大学のサイダーの2020年度講座「原子力災害論」の分担講義を行いました。私からは、大きく

(1)原子力発電所事故の影響にる被災者法律相談事例の詳細分析結果の概要(『災害復興法学』においても解説している詳細な相談事例分析、『災害復興法学Ⅱ』のリーガル・ニーズマップを含む)

(2)原子力損害賠償法の概要(民法の不法行為責任の基本的な解説を含む)

(3)原子力損害賠償紛争解決センターの業務と社会的意義(センター構築に関与した経験及び総括主任調査官としての約6年の経験を踏まえて)

について話しました。参加された大学院の受講生は、必ずしも法学系の専門学部出身ではありませんでいたが、質問が絶え間なく飛び出し、活発な議論を展開できました。

関谷直也先生、齋藤さやか先生、大変お世話になりました。