【研修】(長野県伊那市)「『知識の備え』~生活再建を考える~研修会の開催につい」
長野県伊那市で「災害法制と被災者の生活再建支援」をテーマに自治体や社会福祉協議会の職員を対象とした研修会を実施しました。
台風19号を受けての緊急企画・緊急開催でしたが、近隣市町村の防災担当職員や、伊那市の住宅、福祉、防災など各部局の方にご参加いただきました。
同日の夜の時間帯に伊那市社会福祉協議会主催の自主防災組織向け研修(災害と個人情報・生活再建の知識の備えについて)がもともと企画されていました。これに加え、台風19号を受けて、行政職員を対象とした昼の部も急遽開催したという経緯になります。地元テレビ局や新聞社の取材も入り、関心の高い分野であることを実感しました。講演内容が少しでも被災者生活再建支援につながればと願います。
プログラム内容としては、主に
(1)避難所TKBを整備するため『災害救助法』と特別基準の先例に学ぶ
(2)被災後の生活再建のための知識の備え・法制度についての解説
~「被災後の生活再建のてびき」(東京法規出版)を教材に
(3)長野県弁護士会ニュースや自然災害債務整理ガイドラインの相談窓口のご紹介
をお話し、質疑応答や意見交換を実施しました。
(企画概要)
台風第19号は県内広域に大きな被害をもたらしました。災害は一瞬の出来事ですが、復旧・復興の本質は、被災者をいかに早期に通常の生活に戻せるかという「生活再建」です。発災が想定される場合、私達は常に被災を想定しなくてはいけないと改めて感じているところです。つきましては、大変急なご連絡ですが、以下のとおり研修会を開催いたしますので、ご出席くださいますようお願いいたします。
1 日 時 2019年10月31日(木)13時30分から(2時間程度)
2 場 所 伊那市福祉まちづくりセンター「ふれあいーな」
2階 大会議室
(伊那市山寺298番地1)
3 内 容 演題:「知識の備え」~生活再建を考える~
講師:銀座パートナーズ法律事務所 弁護士・博士(法学)
岩手大学地域防災研究センター客員教授
岡本 正 様