【コラム】「第6回若者力大賞」表彰式&交流会(写真)
2015年1月28日、公益財団法人日本ユースリーダー協会(会長:三村明夫 新日鐵住金相談役名誉会長・日本商工会議所会頭)が主催する『第6回若者力大賞』の表彰式が行われました。慶應義塾大学や中央大学に『災害復興法学』を創設し、多くの若者へ学びの機会を提供したことをご評価いただき、「ユースリーダー支援賞」を受賞する運びとなりました。大変光栄なことです。
表彰式では、4万人の声がつくった災害復興政策の軌跡を伝承するための「災害復興法学」の取り組みに加え、これから皆様と一緒にやりたいこととして、希望の光となる生活再建などの知恵を学ぶ防災教育や危機管理教育の実践の必要性を訴えました。会場の皆様に届いていれば幸いです。
若者力大賞の大賞は、道端ジェシカさん。難民支援を20歳のころから継続し、社会貢献活動に躊躇しがちな日本の若者に対し、自分を信じて、自分の心が決めた支援を行うことの大切さを示してきました。ジャスト・ギビングを利用した寄付支援にも精力的です。
受賞者の方々は熱意も実績も一級品。多くの方に慕われていることがわかります。私自身もそんな彼ら、彼女らに学び、今後とも防災教育を展開できればと願っています。
■第6回 若者力大賞 受賞者一覧 (敬称略)
・若者力大賞 (1名)
道端 ジェシカ/ モデル・30歳
・ユースリーダー賞 (2名)
阿部 真奈/ 大学生・20歳
慎 泰俊/ (NPO)Living in Peace代表・33歳
・ユースリーダー支援賞(個人部門)
岡本 正/ 弁護士・35歳
・ユースリーダー支援賞(団体部門)
大嶽部屋(大嶽 忠博)/ 相撲部屋
記念の盾には、「貴殿は東日本大震災の教訓をもとに『災害復興法学』を創設し、多くの若者に学びの機会を与えてくれました。」とあります。スピーチでも述べたように、この「災害復興法学」の知恵を、次の災害へ備える防災教育のプログラムとして、企業や地域の皆様に伝えていきたいと考えています。