【コラム】2013年度司法試験合格祝賀会に参加しました
去る9月10日、2013年度司法試験の最終合格発表がありました。
各大学や関係機関で合格者祝賀会が実施されています。
合格「同期」の法曹としてこれから長い時間を一緒に過ごす仲間たちとの最初の出会いの場ですね。
今年は、慶應義塾大学のロースクールの講師や各種講演をしたご縁により、
2つの合格者祝賀会に参加しました。
最近では、弁護士は就職困難や研修時代の金銭的負担などが
取り上げられることが多くなりましたが、
萎縮することなく新しいことにチャレンジして欲しいと思います。
リーガル・サービスを求めているフィールドはまだまだ多くあると考えます。
それを気づかせることも我々法曹の務めと言えるでしょう。
行政庁への法曹有資格者の登用の増加が好い例です。
特に、東日本大震災の被災地自治体への弁護士職員登用については、
自治体へのレクチャーや弁護士人材発掘のためのシンポジウムなどを実施してきました。
その結果、東北の県庁や市町村での弁護士採用が複数実現しています。
http://www.benseiren.jp/news/vol334.html
「被災地自治体で活躍する法曹たち」
また、理事を務めている日本組織内弁護士協会(JILA)においても、
企業やパブリックセクタ―でパイオニアとして活躍する法曹に多く出会っています。
「すべての分野に等しく『法の支配』を」
この理念を胸に、若き法曹の皆様には大いに羽ばたいていただきたいと思います。
2013年 三田法曹会・慶應義塾大学法科大学院
の合格祝賀会。「災害復興法学」受講生も多く合格。
嬉しい限りです。
こちらは予備校の合格祝賀会です。