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【コラム】慶應義塾大学法科大学院パンフレットで『災害復興法学』が紹介されました

慶應義塾大学法科大学院2018年度出願用パンフレットで、2012年より講師を担当している『災害復興法学』が、選択科目(展開・先端科目)を代表して紹介されました。募集パンフレットに講義内容が掲載されるのは講座創設6年目にして初のことであり、大変光栄かつ恐縮に感じております。過去の「受講生の声」(VOICE)という形で講座の内容や意義が紹介されています。

 

「災害を乗り越え、未来を切り拓くための知恵を伝承する立法政策の授業です。

災害復興法学は、東日本大震災における生活再建支援、被災地域の災害復旧・復興支援の各場面における、現行法制度の適切な適用、現行法の課題などを明らかにし、災害復興の実務のニーズに即応できる事例解決能力、政策立案能力等の修得を目的とする授業です。被災地での実際の法律相談に基づいた事例について、弁護士としてとるべき対応、当該事例を教訓とした法政策の提言について具体的に検討します。法律家は、既存の法解釈の中でアドバイスをしなければなりません。しかし、巨大災害を前に、既存の法律の枠組みでは望ましい解決を導くことができない場合が多々あります。そこで、法律実務と理論構築のプロフェッショナルとして、政策提言をすることが法律家の務めとなります。授業を通して、講師の岡本正弁護士をはじめ多くの法律家の方々が、被災者が災害を乗り越え、未来を切り拓くことができるよう、法律を動かしていったことを知り、法律家が秘める大きな可能性を実感しています。」

 

授業を通じて伝えたかった思いが、受講生に伝わっていたことが確認でき大変嬉しく思います。

 

2018年度入学については、2017年7月17日(月)~24日(月)が出願受付期間となっているようです。詳細はパンフレットをぜひご覧ください。