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【コラム】芦屋市の「阪神・淡路大震災」の慰霊碑・モニュメントを巡る(写真報告)

2019年1月10日、芦屋消防本部にて芦屋市役所管理職員向けの防災研修を実施しました(午前実施午後実施)。

その後、芦屋市役所の職員の方々にご案内いただき、芦屋市内に点在する「阪神・淡路大震災」の慰霊碑・記念碑・モニュメントを巡りました。なお、今回は芦屋市職員の方のご同行により、敷地内への立ち入りを特別に許可されている場所もありますので、ご留意ください。

1995年1月17日の午前5時46分。当時私は高校1年生でした。親戚家族が西宮市に在住しており自宅は全壊。朝のニュースで燃える神戸の街を呆然と見ることしかできませんでした。この投稿でちょうど24年が経過しました。生きる私たちが伝えること、忘れてはいけないこと。

 

 

芦屋市の職員の方や石碑の存在する施設の職員の方ですら詳細を知らないものが多数ありました。職員の方も今回ご一緒させていただくにあたり、調査に大変苦労されたということです。

 

ダークツーリズムとしてもこのような碑石の存在がすぐに検索できることは重要です。すでにこれらの史跡をまとめているウェブサイト(「震災モニュメントマップ」)。もあり、大変参考にさせていただきましたので、この場を借りて御礼を申し上げます。

 

やはり実際に足を運んでみると、その重たいメッセージに心を打たれます。先人の祈りや無念や思いや希望が込められています。阪神・淡路大震災のモニュメントは無数にあります。私も過去に以下のようなコラムを書きました。鎮魂と記憶の継承の旅、ダークツーリズムの参考になれば幸いです。なお芦屋市の被害についてこちらをご参照ください。

 

【コラム】阪神・淡路大震災から21年 神戸新長田の病院に見出した希望(2016年2月10日)

【コラム】阪神・淡路大震災を伝える六甲道南公園と神戸大学の鎮魂碑(2016年6月18日)

 

(写真報告1)

■如来寺・十三重石碑「いのちの塔」(芦屋市川西町)

 

 

 

 

 

■津知公園・石碑「絆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■甲南中学・高等学校・記念碑「常ニ備へヨ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■六麓荘町・芦屋大学(おまけ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■宮川小学校の鎮魂石碑

 

 

 

 

 

■芦屋南高校・石碑「生」

 

 

 

 

 

■芦屋公園・石碑「慰霊と復興のモニュメント」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真報告2)

なお、以下は時間の関係で私自身が実際に足を運べなかったものです。また芦屋市を訪れたときにはひとつひとつ巡っていきたいと思います。写真は芦屋市役所が2018年12月に撮影したものです。今後のためにここでもご紹介させていただきます。

■阪神高速道路・芦屋IC南「慰霊碑」

 

 

 

 

 

 

■精道中学校・詩碑「阪神大震災」

 

 

 

 

 

■打出浜小学校・森と「祥子の木」

 

 

 

 

 

■県立芦屋高校・野嶋断層と同じ段差をつけた石碑

 

 

 

 

 

■潮見中学校・石碑「凛々」

 

 

 

 

 

■三八商店街「布袋像」ほか

 

 

 

 

 

■精道保育所・詩碑

 

 

 

 

 

■精道小学校・石碑「祈」

 

 

 

 

 

■精道幼稚園・石碑「忘れない」

 

 

 

 

 

(所在地マップ)

芦屋市役所による臨時視察マップです。今回は、芦屋市の方にご同行いただくとともに、本来は関係者以外が立ち入れない敷地もあり、事前に許可を得ているものが多くあります。必ずしも誰でもいつでも訪れることができるわけではないことに、ご留意いただきますようお願い申し上げます。