【コラム】(マンション)管理業務主任者試験の結果について
1月17日、管理業務主任者試験の合格発表がありました。
管理業務主任者は、管理の前提となる管理受託契約の重要事項の説明から、
受託した管理業務の処理状況のチェック等及びその報告まで
マンション管理のマネジメント業務を担います。
事務所ごとに国土交通省令で定める人数の設置が義務付けられています。
不動産売買等で活躍する「宅地建物取引主任者」(いわゆる宅建)の
マンション管理受託契約版と言えば、解りやすいかもしれません。
(必ずしもパラレルではありませんが、イメージとしてということで)
管理業務主任者となるには、
管理業務主任者試験に合格し、
管理業務主任者として登録し、
管理業務主任者証の交付を受けることが必要です。
今年の結果概要は以下の通りです。
合格者数:4,241人( 男性 3,625人 女性 616人 )
合 格 率:22.5%( 男性 22.9% 女性 20.4% )
詳細はこちら。
http://www.syuninsya.jp/h25about.html
今年は、過去の実績よりも合格点が低いということで、問題としては難しかったようですが、
合格率は例年(20%強)どおりのようです。
マンション管理士の勉強をすると、ほとんど管理業務主任者の勉強をしたことになるので、
同時受験する方が多いようですね。
私もせっかくなので受験しました。
管理業務主任者として
何かしらの業務をすることはおそらくないだろうと思いますし、
登録更新し続けるかどうかは別としても、
マンション管理のコンサルタントとしては、
合格直後の登録については前向きに検討しております。
余談ですが、
宅地建物取引主任者も数年前に取得し、登録、主任者証の交付を受けております。
こちらも、直ちに主任者として業務をすることはありませんが。
宅建試験は、ご存じのように、受験者も合格者も毎年膨大ですね。
試験問題は、大変よくできており、
決してやさしいものではないという印象を受けました。
【コラム】マンション管理士試験の結果について