【講義】(災害復興支援活動と法・社会)「災害復興法学のすすめ~『被災後の生活再建の知識の備えプログラム』から」
2019年11月28日 東京大学教養学部「災害復興支援活動と法・社会」(米村滋人先生・清水亮先生、於:東京大学駒場キャンパス)
講義分担:岡本正「災害復興法学のすすめ~『被災後の生活再建の知識の備えプログラム』から」
2017年度より担当している分担講義。教養学部(大学1年・2年生)向けの授業です。文Ⅰ、文Ⅱ、文Ⅲ、理Ⅰなど様々な学部の皆様が参加してくれました。「災害」をキーワードにすると学際的な議論ができて本当に刺激的です。
学生たちからは「災害時における図書館の機能に着目できた」(拙著『図書館のための災害復興法学入門』を見て)、「せっかくできた特別措置が広く伝わらないもどかしさがあることが理解できた」、「法律が救済の根拠になっていることが実感できた」、「知識の有無で復興に差がついてしまう現状が理解できた」、「罹災証明書をはじめとする制度が浸透していないことや事前に知っておくべき制度があることを理解した」、「政策立案や法学の専門分野に進むにあたり勉強になった」などの反響をいただけました。私も彼らの期待により応えられるよう精進しなければなりません。