【講演】(防災・減災展2020東京)「被災したあなたを助けるお金とくらしの話~災害復興法学のすすめ~」
防災ログ実行委員会主催による「防災・減災展2020年東京」において、岡本正が防災講演(オンライン配信)を行いました。講演動画は記事末尾にあります。
ぜひ、備蓄する本『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』(弘文堂・2020年3月11日発売)もあわせてご参照いただければ幸いです。
【講演概要】
8月20日(木)13:00 ~ 14:00 会場1
【講演テーマ・講演者】
被災したあなたを助けるお金とくらしの話~災害復興法学のすすめ~
銀座パートナーズ法律事務所 弁護士・博士(法学)
岩手大学地域防災研究センター客員教授・北海道大学公共政策学研究センター上席研究員
岡本正
【講師略歴】
1979年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2003年弁護士登録。弁護士のほか、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、医療経営士、防災士等の資格を活かし弁護士業務や教育活動の従事。内閣府行政刷新会議事務局上席政策調査員として出向中に東日本大震災が発生。日弁連災害対策本部室長を兼任し復興政策に関与。経験をもとに「災害復興法学」を創設。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員、岩手大学地域防災研究センター客員教授、慶應義塾大学法科大学院、同大学院システムデザイン・マネジメント研究科、同法学部、青山学院大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻等講師等を務める。中央大学大学院公共政策研究科客員教授や文部科学省原子力損害賠償紛争解決センター総括主任調査官も務めた。2017年に新潟大学大学院現代社会文化研究科に提出した災害復興法学に関する論文により博士(法学)を取得。国・自治体等における公職多数。第6回若者力大賞ユースリーダー支援賞個人部門、日本公共政策学会奨励賞など受賞。代表著書に『災害復興法学』(慶應義塾大学出版会)や『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』(弘文堂)等
【講演内容】
大規模災害において「被災するとはどういうことか?」を5万件以上の弁護士による法律相談事例を分析してきた実績から解説します。被災地における「真実の生の声」を知っていただきます。そのうえで、「被災後の生活再建」を支える法制度の存在を学び、あらかじめ「知識の備え」をすることで、大規模災害においても絶望から「希望」を見いだして歩き出すためのエッセンスを解説します。また、これらを事前に学ぶための防災教育のプログラムや、防災ツールとして『生活のソナエ袋』『被災後の生活再建のてびき』、そして希望の種となる防災バッグへ備蓄する本『被災したあなたを助けるお金とくらしの話』などを紹介します。
【防災・減災展2020東京・開催概要】
日 程:2020年8月20日(木)〜21日(金)10:00〜17:00
会 場:大田区産業プラザPiO 小展示ホール(東京都大田区南蒲田1丁目20-20)
主 催:防災ログ実行委員会
共 催:特定非営利活動法人都市防災研究会
【講演動画】
被災したあなたを助けるお金とくらしの話~災害復興法学のすすめ~