【寄稿】(自治実務セミナー)「災害を自分事にする『災害復興法学』の実践―臨時法と恒久法にみる東日本大震災復興10年の軌跡」
岡本正「災害を自分事にする『災害復興法学』の実践―臨時法と恒久法にみる東日本大震災復興10年の軌跡」『自治実務セミナー』2021年3月号 通巻705号 16-21頁/特集:東日本大震災から10年―災害復興法制はどう変わったか変わるべきか(2-32頁)
第一法規の「自治実務セミナー」の巻頭特集に論文を寄稿しました。『法律家の政策提言が寄与して実現した災害法制度の改正や新規立法等』と題して29の法制度を列挙しました。そのなかで特に臨時対応から恒久法へと昇華された法制度や仕組みの例として「相続」「債務整理」「義援金」「法律援助」「原子力損害賠償(時効)」「土地収用」の各項目について、社会が法的強靭性(リーガル・レジリエンス)を獲得するプロセスについて述べました。