活動実績

【報告/パネル】(次世代基盤政策研究所)「災害レジリエンスのための個人データ利活用とその課題/不確実な中で多様に災害リスク情報を共有するということ」

【開催要項】
日 時 2021年4月3日(土)13:00〜16:30
会 場 オンライン開催
主 催 一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI
共 催 一般社団法人 EpiNurse

【開催趣旨】
メインテーマ:災害時情報共有に向けたNFIからの5つの提言と次世代基盤政策
一般社団法人次世代基盤政策研究所(NFI、代表理事:森田朗)では、2020年7月の設立以来、災害対策WG(主幹:加藤尚徳)を設置し、災害発生時の情報共有について、次世代基盤政策の観点から議論を行ってきました。2020年7月18日(木)には「次世代基盤政策研究所(NFI緊急シンポジウムポストコロナ時代の災害に次世代基盤政策が果たす役割とは」を、200名以上の参加者のもと開催しました。その後、災害対策WGでは、月例で勉強会を一般社団法人EpiNurse(代表理事:神原咲子)と共に開催し、現場の声を聞きながら災害発生時の情報共有の在り方について議論を深めてきました。
その結果、東日本大震災から10年にあたる2021年3月11日、これまでの議論をもとに、次世代基盤政策の観点から、「災害時情報共有に向けたNFIからの5つの提言」を公表いたしました。
このシンポジウムでは、多様な災害リスク社会の中で、次世代を見据えた「暮らしに備える情報基盤」を考えたいと思います。今後、ここでの議論に基づいて、より具体的な施策の提案や、実証実験等を通じた具体化を検討しております。引き続き、NFIの活動にご理解とご支援をいただければ幸いです。
13:00
開会の挨拶 森田 朗 次世代基盤政策研究所(NFI) 代表理事
第1部:災害における様々課題
13:05〜13:25(20分)
災害多発時代に必要とされる基盤的政策
森田 朗 NFI代表理事
13:25〜13:45(20分)
災害レジリエンスのための個人データ利活用とその課題(災害対策WGまとめ)
神原咲子 兵庫県立大学 地域ケア開発研究所 研究員
岡本正 弁護士 NFI上席研究員
13:45〜14:05(20分)
災害時情報共有に向けたNFIからの5つの提言
加藤 尚徳 NFI理事
第2部:ポストコロナ時代の災害にむけた次世代基盤政策とは
14:05〜14:25(20分)
不確実な災害リスクとSociety 5.0
ショウ ラジブ
慶応義塾大学、政策・メディア研究科 教授
Co-chair, the United Nations, Asia Science Technology Academic Advisory Group
14:25〜15:50(20分)
地域防災における福祉、ジェンダー、多様性
浅野幸子
早稲田大学地域社会と危機管理研究所 招聘研究員
減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表
内閣府「男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン」の検討会座長
14:40~14:55(15分)
地域共生社会における防災の主流化に向けた取組み
西村 浩代 高知市防災対策部災害支援担当理事
15:00〜16:25(100分)
パネルディスカッション
テーマ:不確実な中で多様に災害リスク情報を共有するということ
司会:神原 咲子 高知県立大学教授
宮川祥子 (一社)IT DART/慶應義塾大学看護医療学部准教授
岡本 正 弁護士・NFI上席研究員
曽和具之 神戸芸術工科大学准教授
総括コメント
16:25 閉会の挨拶
森田 朗 NFI代表理事