【分担講義】(福井大学医学部)「災害復興法学のすすめ 地域包括ケアと災害ソーシャルワークのための―被災したあなたを助けるお金とくらしの話―」
2023年7月13日 福井大学医学部「地域包括ケア実習(診療参加型臨床実習 Ⅰ)」
岡本正(分担講義)「災害復興法学のすすめ 地域包括ケアと災害ソーシャルワークのための―被災したあなたを助けるお金とくらしの話―」
福祉大学医学部附属総合診療・総合内化センターの山村修教授による「地域包括ケア実習(診療参加型臨床実習 Ⅰ)」の1コマを担当させていただきました。主に医学部の5年生を対象とした実習講座です。
地域包括ケアとは、高齢者等が地域社会で療養生活を行うための支援の仕組みです。被支援者の尊厳の保持と自立生活の維持が必須であり、医療は地域包括ケアの一部を担います。医師は医療業務に加え、住まい、介護、看護、生活支援の活用による究極の多職種連携を求められます。多職種連携チームの一員として、生活を含めた問題解決にもあたる必要から、『地域包括ケアシステム』全体への巨視的な視点を育成することが、この講座の目的です。「災害復興法学」分野の考え方が、地域の災害ソーシャルワーク、災害ケースマネジメントに生かされることを願います。