【監修】(和光市)『今すぐ災害に備えるための 和光市 防災ガイド&ハザードマップ』
和光市『今すぐ災害に備えるための 和光市 防災ガイド&ハザードマップ』(2017年3月31日)
「知っておこう:災害時に「お金」「住まい」「契約」の問題」監修:岡本正 (弁護士・防災士)
岡本正が、和光市の防災ガイド&ハザードマップの監修をしました。
22頁に「知っておこう:災害時に「お金」「住まい」「契約」の問題」というコーナーが設けられ、「大災害から身を守ることができても、普段の生活からは思いもよらない問題が発生することがあります。東日本大震災や熊本地震では、『生活費をどうしたらのよいのか』『ローンの支払いに困っている』『賃貸借でトラブルが発生した』『公共料金や保険料など各種支払いはどうなるのか』といった多くの悩みが発生しています。希望をもって自ら一歩を踏み出せるよう、「支援制度に関する知識」を「備え」とすることも、防災・減災につながります」と、災害後の被災生活をイメージし、かつそこから再建するための知識を備えることの重要性を述べています。具体的には、「罹災証明書」、「被災者生活再建支援金」、「災害弔慰金・災害障害見舞金」、「義援金」、「住宅の応急修理」、「各種支払の猶予・減免措置」、「被災ローン減免制度(自然災害債務整理ガイドライン)」、「各種紛失対応」の各種制度を紹介しています。
(参考:和光市における防災研修実績)
「和光市 震災に強い地域づくり BOSAI講演会/災害後を生き抜く 防災を『自分ごと』にする生活再建の『知識の備え』 東日本大震災・熊本地震の声を防災に活かす」(2016年12月)
「和光市職員・防災・危機管理研修/防災を自分ごとにする生活再建の知識の備え 被災者ニーズの実態・災害救助法・個人情報政策のポイント」(2017年2月)