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【コラム】2014年(平成26年)丹波市豪雨災害のメモリアル「復興砂防公園」を訪ねて

2024年10月27日訪問

兵庫県丹波市では、2014年8月16日から17日未明に発生した豪雨災害により、1名が亡くなり、1000棟の住家が土砂災害、浸水被害、洪水被害にあいました。山腹の崩壊は250か所以上に及び、そのうち104か所が住家に影響を及ぼすものでした。これを受けて、大規模な砂防えん堤の整備事業が実施されました。なかでも県内最大級の「寺奥谷川砂防えん堤」は巨大なダムのようです。その近くの元寺院が「復興砂防公園」となり、石碑、砂防えん堤の模型、被害状況・復旧工事・復興事業等のパネル展示などが施されています。

今回はメモリアルの復興砂防公園を中心に、数か所の復旧工事事業の成果を巡りました。

 

 

【復興砂防公園/寺奥谷川砂防えん堤】

 

 

【寺奥谷川砂防えん堤模型】

 

徳尾谷上地区 急傾斜地崩壊対策工事/災害関係緊急急傾斜地崩壊対策事業】

いたるところで砂防えん堤や急傾斜地対策事業が実施されています。

 

【立会山川砂防えん堤/災害関連緊急砂防事業】

 

 

【土砂災害被害の痕跡】

旧公民館建物や損壊したまま空き家となった建物など、10年前の土砂災害・洪水被害を生々しく残す地域もありました。